初めてのCES@ラスベガスに行ってきました!
その記録を3部に分けてお送りいたします。
- CES2023行ってきた 1/3 ラスベガス観光編、残念CESはまだ出てこない←この記事
- CES2023行ってきた 2/3 CES小手調べ、スタートアップ企業回り
- CES2023行ってきた 3/3 CESの正体を知る、ちょっと待って広すぎる
CESは家電市からスタートした、今や全世界が注目する巨大なTechイベントとなった展示会です。
そのCES2023視察のために、ラスベガスへ行ってきました。
航空券の値段の関係で12/31にアメリカ入国となったので、せっかくなのでNewYearイベント込みでがっつり観光してきました。
シアトル観光
乗り継ぎのためにシアトルに寄りました。
人生初シアトルです。
どこ見ても外国人(当たり前)、ちょっとした風景がすべて「海外」って感じで興奮します。
今回6人でアメリカ入りいたしまして、全員同じ飛行機・同じくシアトルに到着です。
それなのに、全員シアトルで別行動(笑)
- すぐにラスベガスに向かった人1人(家と車を確認しに行って下さった責任感強い人)
- シアトル観光3人(全員市街地に行ったくせに全員別行動)
- すぐにロスに向かった人1人
- 空港でベガスへの乗り継ぎ待ちしてた人1人
深圳でも感じましたが、やっぱり海外に気軽に行っちゃう人たちは違いますね。
この個人主義がすごく心地よいです。
私は電車で市街地に向かいます。
改札がなくそのまま電車に乗ることもできてしまって、いったいどこで料金を取られるのだろうと検索したら、どうやら券売機がどこかにあったようです。
無賃乗車は1万円近くの罰金を取られるらしく、慌ててネットで当日乗り放題のチケットを$6で購入。
そうしたら、後から電車に乗った方から「12/31は無料の張り紙あるよー!ラッキー!」の旨の写真が…
ぁぁぁぁ、早くそれを知りたかった…!
でもすぐに気を取り直して海外の風景を録画!
車窓の風景がアメリカ感満載です。
特に路線図が可愛かったですね。アイコンたっぷり。
さて、私の目的地はシアトルのスタバです。
スチパン好きには有名な、めっちゃ内装が涎ものといわれるリザーブ®・ロースタリー・アンド・テイスティング・ルームへ行ってまいりました!
コーヒーを焙煎するめちゃくちゃ大きい機械があります!
店内がすごく広くて、山梨のちょっと広いスタバの5~6倍くらいの広さがあります。
そこに所狭しと人がぎっしり。
カフェはもちろん、バーもあり、コーヒー豆等を買うだけの場所もあり、もう何がなんだかカオス空間で、ゆっくりコーヒーを飲むなんて夢のまた夢だなと感じた場所でした。(笑)
時間にちょっと余裕があったので、スタバ1号店も行きました!
リザーブからは徒歩30分くらいかな。
噂通りの、昔のスタバのグロいロゴを見ることができました。(笑)
でもリザーブより更に混んでいて、またもコーヒーゲットは叶わず!
最初から観光客に人気のスタバ2店を回ったせいで、この時点ではスタバは超人気ショップと誤解しておりましたが、後々、日本でいうドトール的な、本当にどこにでもあるコーヒーショップであることを知ります。
アメリカ国内のスタバ密度はすごかったです。
ちょっと歩けばもうスタバ。
あとは、街を散策したり、市場へ行ったりなどなど。
ラスベガスでNew Year
そして本命のベガスへ移動。
年越しを海外で過ごすのは初めてです。
一番思い出に残りそうなところに行きたかったのですが、ベラージオあたりだと普通かなと思い、ドローンでカウントダウンをすると書いてあったプラザホテルへ
ちなみに、ベガスでは行き先を決めたらそれ以外のホテルには行こうと思わない方がよいです。
ホテルとホテルの間が徒歩20~30分くらいかかるので、移動は諦める方が無難。
今回は乗りませんでしたが、車がない場合はモノレール等を駆使するのがよさそうです。
プラザホテルでドローンを見ようと思ったのですが、残念ながらホテルの反対側で行われていたイベントであったようで、裏側からチラリとしか見ることしかできませんでした。
その代わり、近くのアーケードでやっていた年越しイベントに参加できたので大満足!
1km近くにも及ぶ長さのアーケードの屋根が全部LEDモニター!
そのアーケード上空を飛ぶことができるサービスもあるようで、めっちゃ面白そうでした。(夏ならやりたい)
アーケードの中の3ヶ所くらいでライブをやっていました。
本人たちも見えましたし、上部のLEDモニターでライブの様子はばっちり放映されておりましたので、臨場感も抜群。
最後は身動きが取れなくなり微妙な位置でしたが、カウントダウンも楽しめました!
テスラを借りました
これを楽しみにアメリカに来たといっても過言ではない!
テスラモデルXを借りました!!
(借りてきてくださったS氏に感謝)
かっこいぃぃ!
絶対日本では邪魔になるやつ!
(逆に山梨ならいける予感)
ダンスできないタイプだったのでダンス動画は撮れなかったのですが、それより乗り心地、使い心地、自動運転の精度の体験をしたかった。
テスラのために国際免許を取得しておいたのですが、それはいらず、日本の免許のまま車に乗れるそうです。
テスラの所感は以下の通り
- 充電が大変。充電エリア凄い並んでて、家で充電できないと使えない
- 乗り心地はふわっとした近未来感があって私は好き
- 色々なシステムが車に紐づいているので、使いこなしたらきっとかなり便利。
- 自動運転は微妙。車線キープも車間キープも、判断が遅くて不安。(設定を使いこなせば快適になるかもしれない。)
- 電気代は思ったより安くない。コストはガソリン車の半分強くらい。
- ダッジ(ガソリン車)に乗り換えた後の安心感半端ない。
なお、次にアメリカで運転するときの自分へのリマインダーとしてのアメリカでの運転所感は以下の通り
- 左折は中央分離帯を探せ
- 曲がる前に次に曲がる方向の確認を(3~5車線あるのが普通なので、曲がるときに狙った車線を取らないと後々面倒くさい)
- 右折は赤信号でも行っていい。Yield標識とかスピード緩めたら殺される。
- クラクションめっちゃ鳴ってるのでいっそもう気にしない
- 田舎道は共用レーンを適切に使わないと殺される。
なお、普段から車を運転し慣れていない方はアメリカで運転しない方が良さそうです。
運転そのものは息をするように出来る山梨県民レベルでやっと対応できたので、あんなクラクションまみれのところで久々の運転しようものなら心臓止まると思います。
Airbnbで男女6人合宿
こちらもS氏が借りてくださった一軒家!
ベガスの中心地から車で15分くらいのところで、環境もアクセスもとても良かったです。
でも、家の裏はすぐ砂漠!
これがベガス…!
最後の方の日にはゲストをお呼びしてBBQパーティーも行いました。
アメリカ感を思いっきり満喫!
海外で集まったメンバーは、「そういうことしちゃう人」枠で、また格別な繋がりが生まれるので最高です。
その他ベガス観光
昼間のベガス
昼間のベガスは、夜とはまた違った趣。
夜のベガス
ベガス常連の皆様に、見どころ的なところに連れて行ってもらいました!
ベラージオの噴水ショーと、ホテルの中の巨大なクリスマスモニュメント群!
ビーナスフォートのモデルとなってる、空の天井があるフォーラムショップス!
その他もろもろ、夜の探索を楽しみました。
レッドロックキャニオン
雄大な自然も楽しむ。
ベガスの近くにレッドロックキャニオンというところがあり、車で30分くらいでサクッと雄大な自然を楽しめます。
赤い岩肌がかっこいい!
パンロースト
パレスステーションのザ・オイスターバーのパンロースト!
こーれがもうめちゃくちゃ美味しかった!
美味しいと評判で何時間も並ぶということで紹介いただき、紹介者の方と一緒に行ってきました。
4時間並んだ!!(笑)
24時間営業なのにずっとこのペースでお客さん途切れないってめちゃくちゃすごいですよね!
空腹効果もあると思うのですが、とても美味しかったです。
魚介とトマトのどろっどろ濃厚なスープで、パンは一切関係ないです。
パンは多分フライパンのパンw
このクオリティ、日本でもウケると思うんだよなぁ。
どこかお店オープンしてくれないかしらw
シルクドソレイユのONEへ
旅の最後に行ったところです。
ベガスではシルクドソレイユの公演がいくつか開かれております。
その中で!なんと!マイケルジャクソンの演目があったので観てきました!
マイケルジャクソンxシルクドソレイユ!?
もう興奮が収まりません。
シルクドソレイユの公演をベガスでやっていることを教えてくださった今回の旅のリーダーをお誘いして、その演目、ONEを観てきました。
MJのダンス再現はもちろん、サーカス要素もあったし、「え、あれどうやって動いているの!?」というギミックもあってとても面白かったです!
スムースクリミナルのあの体が斜めになるやつが出た瞬間、感嘆の声が漏れてしまいました。
「きゃー」じゃなくて「うぉぉぉぉぉ!」みたいな可愛くないやつ。←
本当に音楽もビジュアルも最高でした!
リーダーにはこの旅で大分迷惑をおかけし、意見の相違もあり関係の破綻が危ぶまれていたのですが、ONEを一緒に観たことでわだかまりが吹き飛びました。(どちらもMJ好き)
今はもうリーダーはとても大切な人に戻りました。
MJほんとすごい、神。
ありがとうMJ、日本に帰ってもPV観るね!!
来年以降も可能な限りCES行こうと思うので、毎年違う演目のシルクドソレイユを観劇するというのも楽しそうです。
ベガス在住日本人パイロット
そして、未来の働き方を感じさせる凄い方とお会いすることができました!
日本の会社を経営しながら、アメリカでパイロットとして働かれている玉那覇さんです。
アメリカでパイロットの免許を取ったものの、日本では純粋培養されたエリートしかパイロットの道がない現実と戦い、そのあと縁あって米軍基地でのパイロット養成業に就いた話。
勤務していた間に行っていた、本業とは少し異なるパイロット養成業の副業が当たり、社長となった話。
現在はその仕事を広げるために、社長業をしながら米国でパイロットとして働いている話。
米国に来て、やっと息ができるようになったというセリフも印象深かったですし、やりたい事があっても叶え方が分からず、夢を諦めるしかない日本の若者についても憂いていらっしゃいました。
日本では純粋培養エリートでないとパイロットになれませんが、アメリカなら経歴不問、かなり年齢が行っても仕事があるそうです。
そして日本と同様、パイロットは高給取り。
玉那覇さんはそういう道を歩みたい方をサポートする会社を運営されています。
日本にしがらみがなく、ビッグになりたいけど全く道が見えないという人は、米国パイロットの道も検討されてみたらいかがでしょうか。
自分の反省点でもありますが、英語ができるできないって、本当に世界を変えてしまうんですよね。
日本の少し未来が見えているママさんから「将来はAIが全部翻訳してくれるから英語の勉強いらないってほんと?」と聞かれたことがあります。
んなわけない!
むしろもう勉強なんて英語と数学だけでいいくらい英語大事。
私も今年は英語勉強に力を入れようと思いました。
CES2023の記事3部作はこちら
- CES2023行ってきた 1/3 ラスベガス観光編、残念CESはまだ出てこない←この記事
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